はじめに
UI Kit for Unity は Unity 用の高レベルなSDKで、Unity Editor 上で GS2 のリソースを宣言的に利用することが可能なSDKです。
たとえば、スタミナを表示したい場合は スタミナコンテキストコンポーネント をゲームオブジェクトに割り当て、操作対象となるスタミナの種類を設定します。
その横に スタミナラベルコンポーネントをゲームオブジェクトに割り当て、整形する文字列フォーマットを指定することでテキストコンポーネントに GS2から取得したスタミナの値をテキストコンポーネントに反映することができます。
詳細なサンプルは以下のURLをご確認ください。
機能追加の背景
これまで UI Kit は Unity の Update 関数で GS2-SDK をポーリングし、最新の値をUIに反映していました。
この方法はシンプルですが、貴重なCPU資源を毎フレーム消費してしまっていました。
追加された機能の詳細
先日 GS2-SDK にデータの変更を通知するイベントが追加されました。
詳細は以下のURLをご確認ください。
この機能を利用して、値に変化があった時にイベント駆動で UI Kit の各種コンポーネントが駆動するように実装を見直しました。
その結果、これまでより圧倒的に効率的に処理を行うようになりました。
CPU処理の削減はもちろん、ケースによってはガベージコレクションが実行される頻度も低下しているはずです。
利用にあたって特に手続きはなく、最新のSDKを利用するだけで効果を得ることが可能です。