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GS2-Account の OIDC 機能で id_token 以外の値を取得できるようになりました

この更新は2025年1月23日の更新内容です

はじめに

GS2-Account は匿名アカウントを管理し、引き継ぎ情報を紐づけることで匿名アカウントの復元が行えるマイクロサービスです。
OIDC(Open ID Connect) に準拠したIDプロバイダーのアカウントとの連携をサポートしており、Google Account や Apple Account、Facebook Account といった一般的な SNS のアカウントの認証情報を使用してデータの引き継ぎを容易に行えるようになっています。

機能追加の背景

データの引き継ぎだけであれば、これまで提供していた id_token を取得するだけで十分だったのですが、OIDC で認証した後でかくIDプロバイダーのAPIを呼び出して追加の情報を取得したい場合は、認可の範囲を広げたり、APIを呼び出すためのアクセストークンを追加でゲームから取得できる必要がありました。

追加された機能の詳細

GS2-Account のマスターデータである TakeOverTypeModeladditionalScopeValues で、追加で取得する認可の範囲を指定できるようになりました。

さらに additionalReturnValues で認可シーケンスで受け取った追加のパラメーターをゲーム内から取得可能になりました。

docs.gs2.io

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