GS2 Blog

Game Server Services(https://gs2.io/) の最新情報をお届けします

【登壇情報】ServerlessConf Tokyo 2017 真のサーバレスアーキテクトとサーバレス時代のゲーム開発・運用

みなさんこんにちは。GS2 CEOの丹羽です。

11月2日〜3日 にわたって開催される ServerlessConf Tokyo 2017 に昨年に引き続き登壇します。
tokyo.serverlessconf.io


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題目は「真のサーバレスアーキテクトとサーバレス時代のゲーム開発・運用」です。

今回は大きく分けて2つのテーマを扱います。

■ 真のサーバレスアーキテクト

GS2 を開発する際に得られたノウハウを共有します。
ログ収集や、GS2のAPIコール回数の収集、DBトランザクションの取扱や、
近日提供開始予定の Google App Engine 版のマネージメントコンソール開発時の知見など、ノウハウを惜しみなく披露する予定です。

■ サーバレス時代のゲーム開発・運用

前半はサーバを作るという目線ですが、ゲームを作るという目線で考えたときに
そもそも Lambda や GAE でサーバレスを実現するのがいいんだっけ? GS2 みたいな BaaS を使うとどうなるんだろう?
というような内容をお話する予定です。

それでは、また。

【事例紹介】usaya株式会社 おひとよしカメたろう

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おひとよしカメたろう について

おひとよしすぎるカメのおじさん「カメたろう」が借金を返済していく3Dシミュレーションゲームです。
タップだけでできる放置ゲームで、誰でも簡単に遊べることができます。
カメたろうと可愛い管理人や友達のうさぎなどの個性あふれるキャラクターとの会話も楽しめます。

GS2 が選ばれた理由

ゲーム内で仮想通貨を用いたガチャ機能の導入する予定でしたが、
弊社では購入した仮想通貨の個数管理・レシートチェックなどのサーバーサイド処理の実装実績はありませんでした。
丁度その時GS2の存在を知り、欲しい範囲の機能がUnity用SDKを含めて提供されていたので、
自社でサーバー機能を用意せず、GS2用いることにしました。
初期費用もかからず利用できたのも試してみるきっかけだったと思います。

おひとよしカメたろう の構成

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ユーザアカウント管理に GS2-Account を、仮想通貨の管理に GS2-Money を使用。

GS2 に対する開発面での感想

管理コンソール上での設定手順やサンプルコードが用意されていたので、使用したい機能に関しては難なく実装できたと感じます。
エラーコードの詳細を把握する点で詰まったことはありましたが、サポートへの問い合わせで即日対応して頂けたので助かりました。

GS2 に対する運用面での感想

初めての利用だったので、リリースにおいて不安な部分もありましたが、
現状のアクセス数範囲だと問題なく機能しており、ユーザーからの問い合わせもなく利用できています。
また、たとえアクセス数が増えてもサービスクラスの変更程度で、弊社側の対応を検討しなくて良いのは楽だと思います。

GS2 に対する費用面での感想

弊社の場合は開発中はほぼ無料枠に収まる範囲で進めることが出来ました。
運用開始後も当初の想定を大きく下回る費用で運用できており、満足しています。



Game Server Services は現在アカウント登録していただいた皆様に 30,000円分のクーポン(有効期限: 登録日から半年間)をプレゼントしています。
この機会にお試しください。

gs2.io


おひとよしカメたろうのダウンロードはこち

おひとよしカメたろう

おひとよしカメたろう

  • USAYA Co., Ltd.
  • ゲーム
  • 無料
play.google.com

消費型アイテムを実現する GS2-ConsumableItem をβテストに加えました

みなさんこんにちは。GS2 CEOの丹羽です。

本日は新サービスの提供開始を告知いたします。
サービス内容は 使うと無くなるアイテム。いわゆる消費型アイテムを管理する仕組みです。
セーブデータでアイテムの残数を管理すると、チート行為によってセーブデータの改ざんや、メモリの改ざんによって不正に利益を享受するユーザが出てきます。
しかし、アイテムの所持数量をサーバで管理することで、このようなチート行為を防ぐことが出来ます。
それを実現するのが GS2-ConsumableItem です。

利用料金は1時間あたり2円(1ヶ月あたりおよそ1500円) + API呼び出し1000回あたり3円 からご利用いただけます。
また、無料枠として 1時間あたり2円のサービスクラスのインスタンスをアカウント登録から1年間は月間750時間無料。
API呼び出しも毎月10万回無料でご利用いただけます。

Unity からアイテムの所持数や消費が行える SDK も同時にリリースしています。
Unity からの利用については こちら を参照ください。

課金石を実現する GS2-Money をβテストに追加しました

みなさんこんにちは。GS2 CEOの丹羽です。

本日は新しいサービスをβテストに追加したことをお知らせします。
既に告知しているサービスですが、GS2-Money という資金決済法に基づく仮想通貨管理を行うためのサービスです。

GS2-Money は主たる機能として以下の機能を提供します。

  • 課金石の所持数管理
  • プラットフォームで異なる財布による所持数管理
  • 有償付与と無償付与の明確な区別

 - 有償付与の課金石でしか購入できない
 - 有償付与の課金石より無償付与の課金石を優先して消費する(またはその逆)

  • 購入単価ごとの発行量管理

 - 消費する際には購入単価の高いものから消費されます(無償付与だけは例外)

 - レシート検証から購入した商品の内容に合わせて課金石を付与するところまで同期的に処理をすることが出来ます

  • 各ユーザの決済履歴・消費履歴の永続的な記録・検索

 - マネージメントコンソールで確認できるのは当然として、REST API / SDK 経由でプログラムからデータを取得することも出来ます

  • 未使用残高の集計
  • 複数の通貨に対応

 - 現時点では 日本円 と 米ドル に対応しています

  • 各種メトリックを収集

 - 1分ごとの売上高の集計
 - チャージリクエスト回数
 - 消費リクエスト回数
 - 財布の中身の取得リクエスト回数
  - など

利用料金は2つの軸で集計します。

  • チャージ額に対して一定の割合で管理費を課金
  • API の呼び出し回数に応じて課金

前者のチャージ額に対して一定の割合で管理費を課金 ですが
チャージ時点での 未使用残高 によってレートが変わります。

詳しくはドキュメントをご確認いただきたいですが、本日時点での利用料金は以下です。

10万円未満 無料
10万円以上、1,000万円未満 チャージ額の10%
1,000万円以上、5000万円未満 チャージ額の8%
5000万円以上、1億円未満 チャージ額の6%
1億円以上 チャージ額の5%

未使用残高を基準に計算しますので、例えば未使用残高が10万円ということは仮想通貨の流通額としてはもっと大きいことになります。
毎月発行額の9割はすぐに消費されるようなゲームであれば、毎月100万円が流通するような状態になるまで管理費はかからない。ということです。

後者の API の呼び出し回数に応じて課金ですが
他のサービスと同様に 1,000回あたり3円 の利用料金がかかります。
ただし、管理費と比較して管理費のほうが高い金額になる場合は無料になります。

Unity SDK も既に GS2-Money に対応したバージョンをリリースしています。
こちらからダウンロード可能です。
使い方については こちら を参照ください。

それでは、また。

【登壇資料】サーバレスとマルチクラウド - 酒とゲームとインフラとGCP

みなさんこんにちは。GS2 CEO の丹羽です。

先日 酒とゲームとインフラとGCP で登壇した際の資料を公開しました。

ご参考にしてください。

それでは、また。

【登壇情報】酒とゲームとインフラとGCP

みなさん、こんにちは。GS2 CEO の丹羽です。

来週月曜日に開催される 酒とゲームとインフラとGCP で登壇しますので、お知らせします。

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題目は『サーバレスとマルチクラウド』です。
GS2 は AWSGCP を組み合わせてサービスを開発しているというのは公表していますが、
それぞれのプラットフォームの類似サービスの性質の違いについてざっと解説することで、どのように使い分けるのがいいのか。というお話です。

ご興味があればお越しください。

connpass.com

それでは、また。

GS2 SDK for Unity のリリースと無料枠の拡大のお知らせ

みなさんこんにちは。GS2の丹羽です。

GS2 SDK for Unity

先日告知しておりました GS2 SDK for Unity と4つの新サービス+未発表の1サービスをローンチしました。
GS2 SDK for Unity の詳細は こちら のドキュメントを参照ください。

4つの新サービス+未発表の1サービス

続けて、新しくローンチしたサービスについてです。

GS2-Account

アカウント管理システムです。
機種変更時にデータを引き継ぎできるようにしたりするのに利用できます。

GS2-Key

GS2サービス内で利用できる暗号鍵を管理し、暗号化・復号化処理をセキュアに実行できます。

GS2-Script

GS2サービス内の様々なイベントをトリガーとて実行できるスクリプトLua言語で定義できるサービスです。

GS2-Variable

一時的(最長1時間)な変数をサーバに保持できるサービスです。
マイクロサービス間のデータのやりとりや、一時的なデータを保持する簡易データベースとして利用できます。

GS2-Formation(今回新規発表)

GS2 のリソースをプログラマブルに定義してデプロイできるようにするサービスです。
当面は GS2 SDK for Unity の初期設定にのみ利用できますが、
将来的には yaml ファイルで独自に定義したリソースのデプロイに利用できるようになります。

無料枠の拡大

よりGS2 をお気軽に利用開始いただけるよう無料枠の拡大を行いました。
改定の内容は以下です。

GS2-Auth API呼び出し回数の無料枠を拡大 1,000回 → 100,000回
GS2-Matchmaking API呼び出し回数の無料枠を拡大 1,000回 → 100,000回
GS2-Matchmaking matchmaking1.nano の無料枠を新設 5円/時 → 月間750時間 無料(アカウント登録から1年間)
GS2-Ranking カテゴリAのAPI呼び出し回数の無料枠を拡大 1,000回 → 10,000回
GS2-Ranking カテゴリBのAPI呼び出し回数の無料枠を新設 0回 → 1,000回
GS2-Ranking カテゴリCのAPI呼び出し回数の無料枠を新設 0回 → 1,000回
GS2-Ranking ランキング集計ユニットの無料枠を新設 0回 → 750回(1時間1回の集計/参加者2万人未満であれば無料)
GS2-Inbox API呼び出し回数の無料枠を拡大 1,000回 → 100,000回
GS2-Inbox inbox1.nano の無料枠を新設 2円/時 → 月間750時間 無料(アカウント登録から1年間)
GS2-Stamina API呼び出し回数の無料枠を拡大 1,000回 → 100,000回
GS2-Stamina stamina1.nano の無料枠を新設 2円/時 → 月間750時間 無料(アカウント登録から1年間)

無料枠の拡大は1月分の請求にも反映されます。

料金計算ツールを公開

無料枠の拡大に伴い、より利用料金の計算が難しくなりましたので料金計算ツールを用意しました。
https://gs2.io/ のトップページ下部に設置してありますので、GS2を使うのにいくらくらいかかるのか?というのを試算するのにご活用ください。

クレジットカードの登録を任意に

これまで、GS2のサービスをご利用いただくにはクレジットカードの登録が必須でした。
よりお気軽にサービスをご利用いただけるように、この仕様を変更し、クレジットカードの登録を任意に変更します。

クレジットカードを登録していない状態のアカウントは トライアルアカウント とし、
登録から半年間、あるいは利用金額が3万円に達するまでGS2のサービスを体験いただけます。
まずはトライアル状態でサービスをご利用いただき、GS2を利用してゲームを開発するのにどのくらい費用がかかるかを体験いただいた上で
今後もつかってみたい。と思われたらクレジットカードを登録いただき、継続利用いただく。という使い方ができるようになります。

この仕様変更に伴い、これまで登録いただいていた皆さんには追加で半年間有効なプロモーションクレジットを5万円分付与させていただきます。
今後ともGS2をよろしくお願いいたします。

それでは、また。

(C) Game Server Services, Inc.