Unity Editor との統合を強化し、ボタン一つで色々なアカウント管理やガチャをインストールできるように
みなさんこんにちは。GS2の丹羽です。
今日は、Unity を使って GS2 を利用する際に、より簡単に導入いただける仕組みを公開しましたのでそのお知らせをさせていただきます。
これまで、GS2-SDK のインストールには .unitypackage での配布を行っていました。
それが、UPM および、UPM を設定するインストーラーで提供されるようになります。
インストーラーは以下で提供しています。
GS2-Documents GS2-SDK for Game Engine
インストーラーは unitypackage で配布されますので、アセットをインポートしてください。
その後、メニューに Game Server Services が追加されますので『インストール』を選択してください。
インストールウィザードが表示されます。
現在、Unity の Package Manager が使用するパッケージレジストリは一般からのパッケージ登録を受け付けていませんので、
GS2 が独自に提供するパッケージレジストリをプロジェクトに追加し、SDKのダウンロードを行います。
インストールボタンをクリックすると、アセットのインストールが開始されます。
インストールが完了すると、GS2のアカウント入力・プロジェクトの選択を求められますので、適宜入力・選択してください。
初めてログインした際にはチュートリアルが表示されます。
読み飛ばしたくなる気持ちはわかりますが、とても大切な話をしていますので、ぜひ一度お読みください。
今回追加された機能の目玉は『CloudWeave』です。
GS2 を使ったアプリケーションをボタン一つでインストールできるようになる機能です。
ゲーム内通貨を扱うパッケージをインストールすると、以下のようなサーバサイドでゲーム内通貨を扱うプログラムをすぐに動かせます。
ローンチ時点では以下の機能を提供しています。
- クレデンシャル(APIキー)の発行
- アカウントの作成・ログイン
- 課金通貨の入手・消費・ウォレットの表示
- 課金通貨の販売(プラットフォーム課金を使用して残高を加算)
- ゲーム内通貨の入手・消費・ウォレットの表示
- スタミナの消費・スタミナ値の表示
- スタミナの販売(課金通貨を使用してスタミナを回復)
- 所持品の入手・消費・一覧の表示
- ユニットの入手・削除・一覧の表示
- ユニットに経験値を付与・レベルアップ
- クエストの選択・開始・報酬の入手(ゲーム内通貨)・クリアフラグに基づくクエストの開放
- ガチャの販売(単発・10連)・所持品への報酬反映
まだまだ機能としてはメインストリームでのゲーム開発をするには物足りないと思いますが、今後も順次拡充していきます。
また、Cloud Weave の提供するパッケージは皆様からの提供も受け付けます。
こちらのリポジトリに Pull Request を頂ければ、順次対応します。
このあたりの仕組みについても今後よりスムーズにパッケージ公開いただけるよう整備していきますので、よろしくお願いいたします。
それでは、また。