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Game Server Services(https://gs2.io/) の最新情報をお届けします

シードラウンドとして第三者割当増資による8,000万円の資金調達を実施

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Game Server Services 株式会社(愛知県北名古屋市 代表取締役社長CEO 丹羽一智 以下当社)は、大和企業投資株式会社(東京都千代田区 代表取締役社長 栁原藤雄)、株式会社GameWith(東京都港区  代表取締役社長 今泉卓也)、KLab Venture Partners株式会社(東京都港区 代表取締役 長野泰和)、株式会社ディー・エヌ・エー(東京都渋谷区 代表取締役社長兼CEO 守安功) の4社を対象としたシードラウンドでの第三者割当増資により、8,000万円の資金調達を実施しました。
今回調達した資金を使用して開発体制を強化し、サーバの開発・運用をせずとも、様々なタイプのゲーム開発が出来るようサービスの拡充を行います。

Game Server Servicesのご紹介

当社は、ゲームサーバの開発・運用をせずともゲーム開発が行えるよう、サーバレスと呼ばれるパラダイムを誰でも扱える形でゲーム分野に持ち込み、2016年12月に「Game Server Services(GS2)」のサービスを開始しました。
GS2自身もサーバレスコンピューティング(FaaS)を活用した設計・実装が行われています。
FaaS によってGS2は大量のアクセスを捌けるスケーラビリティと、サーバダウンが発生しない高可用性、低価格でのサービス提供を実現しました。

Game Server Servicesが解決する課題

モバイルゲームにおいて、サーバ障害が発生すると配信開始やイベント実施に影響が出てしまいます。サーバ障害の大半は「設計ミス」「実装ミス」「キャパシティ予測ミス」のいずれかによって引き起こされています。設計・実装のミスに関しては、ゲーム開発の都度、サーバシステムを再開発している現状のスタイルに原因があり、GS2のような汎用ゲームサーバを使用することで、リスクの大幅な軽減が期待できます。
さらに、GS2はFaaSによる設計・実装が行われているため、キャパシティ不足が理由でサーバ増設に多くの時間を要し、サーバ障害が長期化する、という事態を避けることが出来ます。

Game Server Servicesが開発された経緯

当社代表の丹羽は株式会社セガ任天堂株式会社に在籍した経歴を持ちます。
任天堂株式会社においては、任天堂プラットフォームのサーバシステム開発・運用を中心とした業務に従事しておりました。

任天堂プラットフォームにおいては、ゲームサーバの開発・運用をせずともネットワーク対応ゲーム開発が出来るような環境を提供していました。
しかし、モバイルゲームにおいて、AppleGoogleのようなプラットフォーマーはゲームサーバを提供していません。
結果、ゲーム開発者は自らゲームサーバを開発・運用するほかなく、前述したようなサーバ障害の発生に繫がっています。
また、個人や小規模スタジオにとって、ゲームサーバを利用したゲーム開発の敷居が高くなっています。

ゲームサーバ提供の事業化に可能性は感じていましたが、あらゆる規模のゲームで安心して利用してもらえるサービスにするためには、大量のサーバを用意して待機させておく必要があり、スタートアップには難題でした。
ところが2015年、サーバレスコンピューティング(FaaS)の登場によって状況は変わりました。
従来のアーキテクチャではサーバの起動時間に対して課金されていたため、たとえアクセスが少なくてもサーバを起動しているだけで費用がかかりました。
一方で、FaaSはプログラムの実行時間に対して課金され、アクセスが無ければストレージの維持費用などが発生するのみで、大量のアクセスを捌くことができるアーキテクチャでした。
FaaS技術の登場が、GS2という事業を始めるきっかけとなりました。

Game Server Servicesの見据える未来

近年のモバイルゲームは、開発規模の拡大と長期化から、効率の向上が求められています。
かつて家庭用ゲーム機市場でも似たような潮流があり、汎用ゲームエンジンを活用した開発の効率化が進み、現在では当然の開発スタイルとして浸透しました。

モバイルゲームは、家庭用ゲームよりネットワークを重視したゲームタイトルがスタンダードですが、汎用ゲームサーバが活用されている状態とはいえません。
当社は汎用ゲームサーバを使用して、開発効率の向上を実現する環境を提供します。
そして、今までサーバ開発と運用がネックとなっていたゲーム開発者の皆様の、新たな発想による新しい遊びの体験が世の中にリリースされることを期待しています。

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Game Server Services のご案内

GS2 は初期費用が一切かからず、マイクロサービス毎に1時間あたり数円〜数十円(規模に応じて変動)、またはゲームサーバへのAPIリクエスト1,000回~10,000回あたり数円というお手頃な価格でサービスを提供しており、豊富な無料枠も存在します。
さらに、アカウント登録時から3ヶ月間有効な3万円分の体験クーポンをプレゼントしており、体験期間中はクレジットカードの登録無しでサービスをお試しいただけます。

関連ページのご案内

Game Server Services株式会社
https://gs2.io/

大和企業投資株式会社
https://www.daiwa-inv.co.jp/

株式会社GameWith
https://gamewith.co.jp/

KLab Venture Partners株式会社
http://www.kvp.co.jp/

株式会社ディー・エヌ・エー
http://dena.com/jp/

本プレスリリースに関する報道関係者からのお問い合わせ先

Game Server Services 株式会社 広報担当
mail: contact@gs2.io
form: https://gs2.io/contact.html

(C) Game Server Services, Inc.