みなさんこんにちは。GS2 CEOの丹羽です。
本日は新しいサービスをβテストに追加したことをお知らせします。
既に告知しているサービスですが、GS2-Money という資金決済法に基づく仮想通貨管理を行うためのサービスです。
GS2-Money は主たる機能として以下の機能を提供します。
- 課金石の所持数管理
- プラットフォームで異なる財布による所持数管理
- 有償付与と無償付与の明確な区別
- 有償付与の課金石でしか購入できない
- 有償付与の課金石より無償付与の課金石を優先して消費する(またはその逆)
- 購入単価ごとの発行量管理
- 消費する際には購入単価の高いものから消費されます(無償付与だけは例外)
- App Store / Google Play のサーバサイド決済レシート検証
- レシート検証から購入した商品の内容に合わせて課金石を付与するところまで同期的に処理をすることが出来ます
- 各ユーザの決済履歴・消費履歴の永続的な記録・検索
- マネージメントコンソールで確認できるのは当然として、REST API / SDK 経由でプログラムからデータを取得することも出来ます
- 未使用残高の集計
- 複数の通貨に対応
- 現時点では 日本円 と 米ドル に対応しています
- 各種メトリックを収集
- 1分ごとの売上高の集計
- チャージリクエスト回数
- 消費リクエスト回数
- 財布の中身の取得リクエスト回数
- など
利用料金は2つの軸で集計します。
- チャージ額に対して一定の割合で管理費を課金
- API の呼び出し回数に応じて課金
前者のチャージ額に対して一定の割合で管理費を課金 ですが
チャージ時点での 未使用残高 によってレートが変わります。
詳しくはドキュメントをご確認いただきたいですが、本日時点での利用料金は以下です。
10万円未満 | 無料 |
10万円以上、1,000万円未満 | チャージ額の10% |
1,000万円以上、5000万円未満 | チャージ額の8% |
5000万円以上、1億円未満 | チャージ額の6% |
1億円以上 | チャージ額の5% |
未使用残高を基準に計算しますので、例えば未使用残高が10万円ということは仮想通貨の流通額としてはもっと大きいことになります。
毎月発行額の9割はすぐに消費されるようなゲームであれば、毎月100万円が流通するような状態になるまで管理費はかからない。ということです。
後者の API の呼び出し回数に応じて課金ですが
他のサービスと同様に 1,000回あたり3円 の利用料金がかかります。
ただし、管理費と比較して管理費のほうが高い金額になる場合は無料になります。
Unity SDK も既に GS2-Money に対応したバージョンをリリースしています。
こちらからダウンロード可能です。
使い方については こちら を参照ください。
それでは、また。